中身も大事だが見た目も大事。20代転職の面接で気をつけるべき服装のポイントとは?

目次1 転職の面接に相応しい20代の服装2 男女別!面接の際の服装で気をつけるべきポイント3 業種別に相手に与える印象を … 続きを読む 中身も大事だが見た目も大事。20代転職の面接で気をつけるべき服装のポイントとは?

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いざ、転職活動といったときに悩む見た目の問題。「リクルートスーツで大丈夫のか?」「新しくするには、どんなものが良いの?」などと一度は考えた人も多いでしょう。

ここでは、転職にふさわしい20代の服装からNGな服装、男女別でのポイント、業界別でのポイントについてご紹介していきます。

悩んでいる人は、ぜひ参考にして転職活動に励んでください。

転職の面接に相応しい20代の服装

20代の転職は、どのような服装が面接に相応しいのでしょうか?転職活動となると、またさまざまなことが違ってきて難しいですよね。

ここでは、20代の転職で相応しい服装とNGな服装に分けて、ご紹介していきます。

転職の際の服装のオードソックスとは?

転職のときのオーソドックスな服装は、ビジネススーツです。紺やグレー、ベージュなど落ち着いた色のビジネススーツが好ましいでしょう。

リクルートスーツでも問題はありません。しかし、新卒のときとは違いますから業種によっては、TPOをわきまえられないなどといった印象を持たれることがあります。たかが見た目、されど見た目と思って、新しく用意するほうが安心です。

ビジネススーツは、1万~1.5万円ほどで購入できます。清潔感のある落ち着いた色のものを選びましょう。

また、業界や職種に合った服装を心掛けましょう。「私服でお越しください」など指定されるケースもあります。「私服と言われたから何でも良い」というわけではありません。「見られる」という意識を持ちましょう。迷ったら、オフィスカジュアルがおすすめです。

NGな服装とは?

転職に相応しい服装があるように、もちろんNGな服装もあります。

自分の体格に合っていないスーツはNGです。自身の体格に合ったスーツは、相手にきちんとしている印象を与えられますが、体格があっていない服装だと、だらしない印象を与えることになります。そのため、自身の体格に合ったスーツを選びましょう。

またシワだらけやヨレヨレのスーツも避けましょう。同じくだらしない印象を与えるとともに清潔感がない印象も与えてしまうことになります。面接では清潔感が第一といっても過言ではありません。事前にアイロンをかける、クリーニングに出すなどしておくと良いでしょう。

業界や職種を意識していない服装もNGな対象です。面接に行く業界や職種の下調べをしておくとスムーズにいきます。事前にチェックしておきましょう。

男女別!面接の際の服装で気をつけるべきポイント

転職活動の面接で、気を付けるポイントは多くあります。そこでここでは男女別に気を付けるべきポイントをまとめました。

気をつけるポイントをおさえて面接で良い印象を与えるようにしましょう。見ていきましょう。

【男性編】ただスーツを着るだけではダメ!ひとつひとつの箇所にこだわっていこう

まずスーツの色は明るすぎない色にしましょう。黒やグレー、紺などが好ましいです。派手なデザインは良くありません。無地などシンプルなものを正しく着こなしましょう。ネクタイも無地やストライプなどが無難です。

シャツは基本的に白が望ましいですが、清潔感のある淡いブルーなどでも良いでしょう。襟元や袖口が汚れていないかも確認しておくのが適切です。

アクセサリーは、結婚指輪以外は外します。ベルトは、靴の色と揃えて統一感を出しましょう。革製のものにして、革が剥げていないかもチェックしておくほうが良いです。あくまで、ビジネスシーンということを忘れないようにしましょう。

髪型や眉毛は清潔感を第一に整えましょう。表情が見えるように、髪の長さも調節します。眉毛や耳は隠さずに、ナチュラルなセットにするのが良いでしょう。

【女性編】新卒の時の初々しさを無くす大人な印象を

女性の場合、男性より気を付けるべき点が比較的多いです。スーツからインナー、アクセサリーやストッキングに靴、メイクなどあらゆる部分のポイントをおさえなければなりません。

まずスーツはベージュやグレー、紺など落ち着いた色を選びましょう。素材にも気を付けて無地なものなど無難に仕上げるほうが良いです。

反対にインナーは、明るい清潔感のある色を選びます。白や淡いブルー、ピンクといった色の胸元などが開いていないブラウスやカットソーが好ましいでしょう。シワなどにも十分注意します。

ストッキングはナチュラルな肌色を選びましょう。素足はNG.靴は、ベーシックなものが好ましいです。高さは3~5㎝のナチュラルなパンプスが良いでしょう。

メイクはビジネスシーンのため、比較的ナチュラルで健康的なメイクにしましょう。薄すぎず、濃すぎず、自身の表情が明るく見えるようなメイクを心掛けてください。

業種別に相手に与える印象を変えることで面接が通りやすくなる

上述で紹介したものが一般的な20代の転職の際の服装です。しかし、業界や職種が変わることで、また変わってくるものも多いです。

今回は、業界別での服装をご紹介していきます。ぜひ参考にしてください。

業種・職種別での服装のポイント

業種や職種によって、言ってしまえば「堅い」「緩い」などと表現されることが多いのが服装にもあります。

今回は分かりやすいように「堅い」「緩い」に焦点を合わせて3つに分けてご紹介していきます。

アパレル関連

ブランドイメージに沿っているか、センスがあるかないかを問われるアパレル業界。アパレル業界へ転職したい場合は、服装でも自身をアピールしたいですよね。

そのため、「服装自由」「私服でお越しください」と指定されることも多いです。そのときは、指定されているためスーツはNG対象となります。かといってオフィスカジュアルで落ち着いた色やシンプルにまとめすぎて失敗、ということはよくあります。

実際に転職したいブランドの販売員の方をよく下調べしておいて、ブランドのイメージに近い服装で行くのがベストでしょう。

しかし、あくまで面接ということを忘れずに露出の高い服装や個性的すぎる服装は避けましょう。

金融業界・公的機関

勤勉さや真面目さが問われる、いわば「お堅い職業」とされる銀行や保険などの金融業界、また公務員などの公的機関。「お堅い」といわれるだけあって、特別な指定がない限りスーツで面接に向かうのが良いでしょう。

とはいっても、リクルートスーツでは「新人」などの印象が強くなってしまい、面接官に逆効果な印象を与えてしまうかもしれません。業界に馴染むような落ち着いたダークカラーや無地のように柄のないシンプルなものを用意しましょう。

ほかにも、靴やかばん、腕時計などのアクセサリーにも気を配りたいところですね。
靴はストレートチップのもの、かばんはダレスバッグもしくはレザーのブリーフケースが良いでしょう。腕時計は、白文字盤かつ靴、ベルト、かばんなどと同色の革ベルトのものを着用するのが望ましいです。

堅い職種なだけ、小さなところまで隅々見られます。ほんの僅かなもので合否を左右することもあるので十分、注意しましょう。

IT・広告関連

IT・広告関係は上述したものより、比較的に緩いです。シンプルに抑えつつも、自由な感じや時代の最先端を意識した服装を意識しましょう。しかし、アパレル関連の服装のように自分を出さなくても良いです。

一般的に自由な会社が多いので、硬すぎると自社と合わないと判断されてしまうこともあります。ビジネススーツでもOKですが、ビジネスカジュアルで受けるのが良いでしょう。ただし、面接ということを忘れずにTPOは、わきまえた服装にしましょう。

まとめ

「出会った数秒で、その人の第一印象は決まる」と言われるほど重要な容姿。

20代の転職の服装といっても、さまざま気を付けるポイントがあることが分かりましたね。重要なのは、清潔感があるか、社風に合っているか、入社後も問題ないかという点でした。もちろん中身も大事ですが、少し外見も工夫することによって、よりスムーズに転職が進むでしょう。

今回ご紹介した、相応しい服装とNGな服装、男女別、業界別を参考にして転職活動に励んでください。