25歳は転職しやすい最後の年齢!転職のコツを伝授 作成日 : 2020.07.31 / 最終更新日 : 2020年10月22日 第二新卒の転職準備 Tweet 大学を卒業して新卒で会社に入社し、3年経過すれば仕事にも慣れてきて余裕の出てくる時期です。中には「3年働いたから他の業種・業界にチャレンジしたい」「他の仕事に転職を考えている」という方もいるのではないでしょうか。 新卒で入社して3年経過すれば25歳になり、この年代を既卒または第二新卒と呼ばれています。第二新卒は企業側からの需要が高く、転職しやすい時期になっています。 ではなぜ第二新卒が企業にとって需要があるのでしょうか。 今回は第二新卒が転職に適している理由、25歳での転職を成功させるポイントについて解説します。 この記事は約5分で読み終わります。 目次1 25歳はポテンシャルで採用される最後の世代!2 25歳の転職が上手くいくポイント3 まとめ 25歳はポテンシャルで採用される最後の世代! 25歳という年齢は新卒と経験者の双方の肩書きを兼ね備えている年齢です。そのため成長の可能性を秘めており、ある程度の社会人としてのマナーを持っているので、企業からしても育成がしやすい人材です。 そのため異業種でも転職しやすく、ポテンシャル採用される年代です。 他の第二新卒に比べても有利 第二新卒は明確に定義されているものではありませんが、学校を卒業した後、就職し1~3年で離職、そして転職を目指している人材のことを指します。 そしてこの第二新卒で最も多い年齢層は23~25歳なのですが、この中でも最も転職に有利なのが25歳です。 なぜ25歳という年齢の人材が転職に向いているのかという理由は以下の2点です。 ・22歳で新卒入社し3年という期間慣れない社会の中で耐え抜いてきた忍耐力を評価してもらえる ・25歳という年齢は今後の将来性が高いため、ポテンシャルでの採用がしやすい 先述した通り第二新卒の大まかな年齢では23~25歳ですが、その中で25歳が最も社会人としての経歴が長いのは明白です。採用市場で競合が第二新卒同士になった場合、その経歴が有利に働きますので、転職の成功に一歩近づきやすくなります。 また新卒から始まった3年間という期間は、慣れない社会の中で生き抜くため忍耐力が強いられるものです。そのため面接では、これまでの忍耐力をアピールすることもできますし、その間に得た経験や自身が成し遂げた実績も一緒にアピールすれば、採用担当者にとって印象に残りやすいでしょう。 「自分に合わない転職先を選んでしまい転職に失敗してしまった」ということ可能性はゼロではありません。 しかし、第二新卒という年齢はやり直しがききやすい年齢ですので、失敗を恐れる必要はありません。これまで積み上げてきた経歴をしっかり採用担当者にアピールすることができれば転職することは可能なので、積極的に挑戦していくことが重要です。 第二新卒の良さを存分に活かして転職活動を進めていきましょう。 女性も25歳は転職しやすい? 最近では女性の社会進出も珍しい話ではなくなり、25歳の女性でも転職することが可能になっています。 25歳の女性の転職は結婚や出産などの将来を見据えて転職を決意することが多いですが、会社としてもその点を把握した上で採用活動を行っているので、積極的に転職活動を進めていくと良いでしょう。 また、妊娠や出産時期では長期的に会社を休む必要ありますが、信頼関係が成り立っていれば産休・育休も問題なく取得できます。また、職場復帰もしやすく、時短勤務など自身のワークライフバランスに合わせた働き方も可能なので、安心して転職することができます。 30代になれば25歳と異なり、即戦力な人材が求められる傾向がありますので、転職のハードルが跳ね上がります。転職を考えているのなら第二新卒の時期に転職することが得策です。 目次へ 25歳の転職が上手くいくポイント 25歳という年齢は転職に最適な時期ですが、選択肢が幅広くさまざまな業界へチャレンジすることができます。そんな転職を成功に繋げるにはどうすれば良いのでしょうか。 異職業に転職しやすい最後のチャンス 25歳は第二新卒という枠に入り込めるほど若い年齢で、吸収力が高くスキルや知識が身に着きやすい年齢です。企業はそれを見込んで将来性に期待し、内定を出しやすい傾向にあります。 ここで注意したいものは、この内容は異業種への転職に限った話になります。 そもそも同業種に転職する場合では第二新卒である必要はありません。もし同業種にどうしても転職したいという場合は、同業種でそれなりの経験が必要になってきます。 転職を考えているのなら異業種の方が同業種に比べ内定の獲得はしやすいため、異業種の内定獲得に向けた転職活動を進めていくと良いでしょう。 25歳はポテンシャル採用の最後の枠ということもあり、この貴重なチャンスを無駄にしないためにも、異業種に就いて自分が何をしたいのかということを明確化しておく必要があります。 25才の転職理由、前向きでないのはダメ 転職を考える理由や動機は人によってそれぞれですが、その理由や動機がなんでも良いというわけではありません。 たとえば ・今の仕事はしんどいから新しい仕事に転職したい ・年収が低く新しい仕事に就いて年収を上げたい ・楽な仕事がしたい というようなネガティブな理由では、企業にも見透かされてしまいますし、同じことを繰り返してしまうだけになってしまいます。 また25歳という年齢で転職した回数が2回目や3回目という場合、転職するスピードが早いという印象になるので、企業からすれば「本当に採用していいのか」「もしかしたら採用してもすぐにやめるのではないか」という不安を抱かれてしまいます。 しかし転職回数が多いから転職できないという事はありません。ここで重要なのはなぜ転職をしたいのか、なぜ会社を辞めてしまったのかという理由を、前向きな理由に転換することが重要です。 採用担当者に納得してもらえるような前向きな理由を面接で話せば、これまでのマイナスな印象を払しょくできますし、仕事に対する意欲やポテンシャルをかわれて内定を獲得できるでしょう。 目次へ まとめ 25歳での転職は第二新卒最後のチャンスではありますが、転職活動を進めやすい時期になっています。 「本当にこの仕事でずっと働いていてもいいのか」「転職をするか迷っている」という方は今一度自分がどのような仕事をしたいのか、将来はどうなりたいのかということを、改めて考え自己分析をすると良いでしょう。 自己分析を経て、自分のやりたいことが導き出せたのなら、すぐに動くことが重要です。限られたチャンスを存分に活かし、納得のいく転職活動を行いましょう。 シェアするツイートする